桜【事務所】

当施設周辺のも満開。毎年短い期間に鮮やかな花を咲かせるに、皆さんはどんな思いを馳せるのでしょうか。

 

週末は雨との天気予報。コロナ禍の中でも多くの人を癒やしてくれるに感謝。


 

Evidence-Based Practice【第一博愛】

「科学的・論理的根拠基づく実践(介護・支援)」をEBPと言うそうです。(なぜか、横文字はカッコいい⁉)

 

最近、山愛施設長も理解してもらうのに苦労しているというような話になった時、飯田大輔さん(現、社会福祉法人 福祉楽団理事長)の『科学的な視点とは、一つひとつの介護行為に生理学などの根拠をもって臨むということ』という言葉が、また思い浮かびました。

 

私も推奨し続けていますが、当施設においても「一人ひとりに向き合う現場の支援員の実践」と「エビデンスを追求する研究の視点」には、まだまだ著しい乖離があります。

 

リハビリ(つながり訪問看護ステーション)に取り組むSさん

 

ある日のミーティングの一場面 ※理由と説明がGood jobだったので、記憶にも残っているし記録に残していた。

 

 

終礼時「食事中、利用者Aさんから話しかけられることを嫌がっている、利用者Bさん」について問題提起される。

 

食堂の座席変更が検討され、まずは、ケース担当T支援員が、その利用者Aさんの言動が気になりにくい移動先の座席候補をいくつか提示する。

 

その際、S支援員が、利用者Bさん⇆Cさんの座席交替を提案した際の理由(根拠)と説明

 

<利用者Cさんの座席に移動する利用者Bさんのメリット>

・仲のいい利用者さんの隣になることで会話等が弾み、利用者Aさんへの意識が薄れると考えられる。

 

<利用者Bさんの座席に移動する利用者Cさんのメリット>

・現在、Cさんの席は3人掛けの中央なので、両側に間違って座った際、利用者さんからきつく注意されたり、嫌がれたりすることがある。その点移動先は2人掛けの片方であるため、少しは間違えにくくなり、注意されることも減ると考えられる。

 

 

 

まさしく、具体的な根拠に基づき支援内容を決定する。

そして、統一した支援(実践)→ 観察 → 記録 → 評価し、中止・変更の必要性やもっと違う効果的な支援内容を考える

といったサイクルまで構築し実践していれば、パーフェクト

 

言っておきますが、その支援の工夫(座席変更)が成功したかどうかは問題ではありません。

もちろん経験からも、上手くいかないことが多いのですが、日頃の観察力(様子の記録)や専門知識を生かした根拠に基づいて仮説を立て、議論したかどうか? が大事なのです。

そのようなプロセスを経て決定した支援を、全てのスタッフが同じレベルで統一し実践することは「科学的介護・支援」と言えるのではないでしょうか。

 

リハビリ(つながり訪問看護ステーション)に取り組むMさんご兄弟

 

個人の感覚主義が優先されがちな、旧態依然とした社会福祉の枠に止まらず

『現場の支援員は、より客観的に研究者の目や福祉理論のトレンドを意識して』

『研究者は、より現場の事情や背景を理解して』と相互の視点を持ちながら、取り組んでいければ…


 

令和3年度の過ごし方【栄養士・厨房】

こんにちは!栄養士Eです!
少し遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます!!
実は、、、わたくし事なのですが、今年本厄の年になるので少し恐怖を抱きながら新年を迎えました
すると元旦にさっそく辛い事が、、、!!マジで本厄だからなのでは??(;’∀’)と感じずにはいられませんでした(´・ω・`)シュン…
参拝してお守りを買うべく生田神社へ、、!


1月4日だったのでそれほど人の流れは多くなかったように思いますが、新型コロナウイルスの事があるので、そそくさと参拝を済ませて帰宅しました。もちろん手洗い✋うがい・アルコール消毒を徹底して 😛 ✨
そして思った事!!気の持ちようかもですが、お守りを手元に置いておくと少しほっと安心できるものですね!笑
こんな時ですが行けてよかったなぁ~と

そしてそして自粛の日々が続き休日が暇で仕方がない!
という事で最近パン作りにハマっております
発酵で生地が膨らんでいるのを見ているとなんとも癒されます(#^.^#)☆彡
回数を重ねるごとに上達していくのもうれしい(^^♪

と、そんな感じの自粛生活を過ごしております

新型コロナウイルスが終息し、安心して外を歩ける日が早く来ますようにと願うばかりです(´・ω・`)
また利用者のみなさまが外出や面会の制限が無くなる日が早く訪れますように(。´・ω・)✨✨


 

少し早い桜が咲きました(3階北)【山愛】

日中はお天気が良いと暖かく過ごしやすくなりましたね
本来なら4月はお弁当やおやつを食べながらお花見をするのが恒例行事なのですが、新型コロナ感染予防のため不要不急の外出は控えてもらっています。
そんな中、お花見を楽しみにしている利用者さんのために、3階フロアの職員さんがをモチーフにした飾りを一生懸命レイアウトくれました🌸(*^▽^*)🌸



利用者さんも「いや、上手やね~きれいわ~」と喜ばれていました 😛 
そんな利用者さんの笑顔を見ると私たちも嬉しく思います⤴⤴
手先が器用な職員さんたちに感心、感謝します。m(_ _)m



早くコロナが消えてなくなります様に・・・
と、うちの愛猫達も願っています(=^・^=)☆彡


 

園内レクはお寿司(5階南)【山愛】

以前は園外活動において、年に何度かはご利用者様と一緒に近くのお店に足を運び
外食を行っていましたが、現在はコロナの為外出もできず。(T_T)
ご利用者様よりお寿司を食べたいとの声があり外出できないのでテイクアウトにて
お寿司を食べていただきました!(^_^)/

1人10貫以上あった寿司もペロリと完食され、とても喜んで頂けました。(^_^)b


 

カメラ片手に(5階北)【山愛】

5北フロアです。寒さも随分和らいできたので、人混みを避けつつ、カメラ片手に近くの公園へ散歩に行ってきました。


もそろそろ見頃を迎えそうです。

メジロも忙しそうに飛び回ってました。

 

 


河津桜も咲き始め、こちらにもメジロが飛んできてました。

 

 


夕方は埠頭できれいな夕日を・・・。

 

 

まだまだ感染症への油断はできませんが、自然に触れて良い気分転換が出来ました。


 

スヌーズレン【第一博愛】

日本スヌーズレン協会HPの文章を一部引用し、まずは言葉の説明を

 

スヌーズレンは、オランダで1970年代に始められた障がいを持つ人との関わり合い(relationship)の理念です。

どんなに障害が重い人たちでも楽しめるように、光、音、におい、振動、温度、触覚の素材、こんなものを組み合わせた感覚を重視した部屋が生まれました。

 

スヌーズレンは、治療法でも、教育法でもありません。

パートナーは、治療効果や発達支援を一方的に求めることはせず、障がいを持つ人のオープンゴールな楽しみ方をありのままに受け入れ、一緒に楽しみます。

それは、障がいを持つ人が、自分で選択し、自分のペースで楽しむための、人生の大切な時間なのです。そして共に過ごす人との相互作用により、孤独ではない社会的な存在としての時間なのです。

 

 

3F改装工事の際に、完成したスヌーズレン室。

ウォーターベットで横になったりし、光を眺めながらリラックスして過ごす、心を落ち着ける空間です。

 

 

腰にバイブクッションを敷いてぐっすり眠るFさん。気持ちいいのか、なかなか起きてくれませんでした。

 

 

写真では伝わらないのですが、アロマの香りやイルカの声などの癒しのBGMが流れるのを、五感で体感できる空間です!

 

 

国際スヌーズレン協会役員・日本スヌーズレン協会チーフ・スーパーバイザーである小菅秀泰さんを講師に迎え実施した、施設内研修「スヌーズレンの考え方」を受講したり、関連本を読んだりしながら、担当スタッフを中心に試行錯誤で取り組み始めています。


 

誰もが大好き!たこ焼きです!(4階南)【山愛】

今回は、4階南フロアーにておやつレクを開催しました!!
誰もが大好き! たこ焼きです!(^_^)b

嚥下状態に合わせて、皆さんが美味しく食べれるように工夫をして一緒に、
いただきま~す‼

皆さん、美味しいのか沢山のおかわりが出ました!
たくさんの笑顔、ごちそうさまでした。!(^^)!


 

手作りラーメン(2階北)【山愛】

2階フロアです。
先日おやつレクリエーションをしました。
今回は職員の手作り『ラ-メン』でした。

とても好評で『おいしい-おいしい-』と利用者の皆様
とても喜ばれていました。(^_^)


今現在コロナ禍ではありますが、日々楽しんでもらえる様
職員みんなで色々と計画をたて考えているところです。


 

リーダーシップを鍛える Leadership&Resilience【第一博愛】

今もお世話になっている、園田学園女子大学教授の荒木香織さんの本のタイトル

 

アメリカを代表するスポーツ心理学の権威らのもとで8年間研鑽を積み、その知見でラグビー日本代表をメンタルコーチとして支えた。アジア南太平洋スポーツ心理学会副会長を務める、スポーツ心理学における日本の第一人者。

 

そもそも、様々な世界における素晴らしいリーダーたちは、どちらかというと「持って生まれた資質」や「育ってきた環境」による影響が大きいと思っていた私にとっても、マインドセットを変えるきっかけとなりました。

 

 

「リーダーシップの欠如、リーダー不在」

この言葉を耳にして、当事者意識を持って自身やチームを見つめ直したり「よーし私が!」と思える人が、今のスタッフにどれだけいるでしょうか?

 

 

 Column 1 コミュニケーションの本質は「聞くこと」 ※一部抜粋(原文ママ)

 

 コミュニケーションは、会話やお互いのやりとりだと思っていませんか? もしくは、自分が何かを発信して、相手に理解してもらう。それがコミュニケーションだと思っている人もたくさんいます。しかし本当に重要なのは、どれだけ「聞いているか」です。それは案外難しいものです。

 

 特にリーダーには、自分の思いは伝えるけれど、フォロワーの意見はいらないという人が多いようです。あるいは、状況を把握するためにまずフォロワーから話を聞いていると主張する人もいますが、実際にきちんと話を聞いている人はそれほど多くありません。

 自分の先入観や偏った価値観を持たずに、目の前の人が何を言おうとしているのかを素直に聞けるか。組織での立場が上になればなるほど、それは容易ではありません。

 

 一方、昨今では和気あいあいとしたサークルのような、家族のような風通しのよい関係を求めるリーダーも少なくありません。和気あいあいとした愛情のある組織であれば質が高いと思われる節がありますが、メンバー同士ただ仲良くして動かそうと考えるような人は、リーダーシップの本質を理解していないと言わざるを得ません。

 

 

正論や最新の福祉論をスパルタ式で一方的に伝えていくのか、利用者支援より上っ面の人間関係を優先し、スタッフ同士機嫌を伺いながら仲良きことで収めてしまうのか。

いずれにしても、利用者さんにいい影響を及ぼす可能性があるコミュニケーションとは言えないでしょう。

 


 

利用者さんのグループ再編に伴い、来年度の新しいグループリーダーおよび所属スタッフが決まりました。

 

~新リーダーへ~

サービス管理責任者としっかりコミュニケーションを取りながら、「個人の特性を理解した上での創意工夫な方法や科学的支援」を学びながらリードしてくれることを、期待しています

 

~フォローワースタッフへ~

夜勤ペアの相方として、いや支援現場におけるひとりの支援員としてだって構わない。リーダーのポジションでなくても、その言動によっては、フォロワーシップで貢献できるはずです

 

年齢や性別、立場や人間関係、一博でのキャリアなどにとらわれず、利用者さんのために、もっとリーダーシップを発揮してみませんか?

 

「多くの方が、『私はリーダーの器じゃない、上に立つ才能はない』などとおっしゃいます。でも、リーダーシップは素質ではなく、スキルであり、鍛えることができるのです。特別な才能のある人だけが持ち合わせる「資質」ではなく、誰でも伸ばすことができる「技術」なのです」という荒木さんの言葉を信じて…