2022年11月30日
障害者支援施設 第一博愛
イタチごっこ!?【第一博愛】

とある日の支援員室に掲示されていた容疑者I いや、すでに犯人と断定されている。

上記が被害の一例だそうで、特定してくれたのは、名探偵
D支援員(園芸活動リーダー)
「人慣れしているのか逃げなかったので、顔を出したところを激写しました」
『ブログに掲載する責任上、念のため聞くけど、子犬じゃないよな?』の問いに
「ネットで調べましたけど、顔から判断して間違いありません!」ときっぱり(失礼しました)
「イタチの天敵は、猫とキツネらしいんですけど、さすがにキツネはいないし、ビアンに来るノラ猫は寝てるだけやし…」
と頭を悩ませていました。

チャンスがあれば、胴長が写った横からのショットを見たい!(決して疑ってません)
~掲示物下に書いてくれている、特徴や対策などを調べてくれた部分を原文のママで~
イタチは犬と同じ位、臭覚が発達しているので、匂いの対策も有効だそうです。
嫌いな匂い → 木酢液(うちんちにあります!)・酢・漂白剤・ハーブ(ミント系)… やっぱりハッカ油!かな。 光の対策も良いみたいです。
利用者さんと作る野菜を守るために、くれぐれもイタチごっこ!? にならないように(笑)
2022年11月16日
障害者支援施設 第一博愛
お楽しみ会(女性)【第一博愛】
コロナ禍で始めたお楽しみ会の第3回目を開催しました。

今年もボディシールを貼ったり、被り物などで仮装して普段と違う雰囲気の中で参加しました。

利用者さんが大好きなカラオケ大会も行うことができました。

唄える方は好きな曲を選曲し歌われ、歌えない方も流れる曲を聞いて楽しそうにされていました。職員も一緒に唄ったり踊ったり、とっても楽しかったです。

昼食は、利用者さんの大好きな鉄板メニュー(チヂミ、塩焼きそば、コーヒーゼリー)でした。

おかわりもあり、食べられる方は、チヂミや塩焼きそばのおかわりをされていました。

午後からは、お楽しみのおやつバイキング

色んなお菓子(おにぎりせんべい、うまい棒、動物ビスケット、ふんわり名人きな粉餅、コアラのマーチ)と職員がトッピングしたパフェを用意しました。

皆さんどれも喜ばれ、美味しそうに食べられていましたよ。
様々な制限のある中、施設内で男女別々のお楽しみ会でしたが、いつもと違う雰囲気の中でゆったりと楽しむことが出来ました。
2022年10月28日
障害者支援施設 第一博愛
BLUE GIANT【第一博愛】
♪~ジャズは知らなくても 
数年前から気になっていたんですが、やっと読めた&もっと早く読んでおけばよかった!

「何かしたいけど、何をしたらいいか分からない」という問いに答えを出してくれそうな
義務的になりがちな社会生活やマンネリ化しがちな仕事の中での「やりたい」に気づかせてくれるかも⁉

涙があふれる理由は、単純明快!
ただただ、主人公『大(ダイ)』の熱い思いに共感し、自分の中にも何かを感じたから
「こんなに本気で夢中になれることが、あったんやろうか?」
「今のお前は何が好きで、一体何をやりたいの?」
ヨーロッパ編〈BLUE GIANT SUPREME〉
アメリカ編〈BLUE GIANT EXPLORER〉 ※小学館ビッグコミック連載中
2023年2月17日 アニメ映画公開予定
2022年10月16日
障害者支援施設 第一博愛
僕の夏、スイーツ巡り!【第一博愛】
今回のブログでスイーツを紹介するのは、第一博愛職員の尾野です。
日々の仕事の中で、休日はホッと一息つきたく、甘い物が好きな僕はカフェ巡りをしています。
ついつい食べ過ぎてしまい体重が心配ではありますが、やめられないんですよね。
今年の夏は夏らしいカフェメニューを堪能してきました。

大阪なんばのアメリカ村にあるお店は、かき氷とお芋スイーツが食べられるお店で、かき氷店ならではの夏メニューで、氷1個をドーンと器に使っていました。
ここにコーヒーやカフェオレを注いでいただきます。
1時間飲み放題のプランもあり、涼しい時間を堪能しました。
また、今年の夏によく見かけたカヌレも美味しいお店でした。

夏になるとお目見えするのが、やっぱりスイカ
僕も大好きで、果汁たっぷりのスイカを風呂上りに食べるのが好きです。
そのスイカを使ったタルトも食べてきました。
もともと水分の多いスイカをスイーツでいただくのは、ゼリーなどはあるものの珍しいと思います。
スイカ果汁とカスタードとタルト生地が相性よく美味しく頂きました。
また、スイカの歯切れの良い食感と、タルトのサクサク感の違いも良いと思います。

そして先日、バナナジュースや冷凍フルーツを使用したソーダのお店をSNSで知り、あまりの可愛さに店舗に行きました…なんと「くまさん」のボトルが選べるんです。
このくまさんボトル…もともとクマが大好きなので、これは行かないわけにいかないでしょ?
また、僕はキウイが好きで
キウイを使用したソーダと、キウイとバナナのジュースを買いました。
少し酸味のあるキウイのソーダでさっぱりといただき、またバナナジュースはミックスジュース的な味で美味しくいただきました。
こうした時間で、また次の日から頑張ろうって思いで休日を過ごしています。
一緒にカフェ巡りしてくれる方…いらっしゃいますか?
2022年9月26日
障害者支援施設 第一博愛
鉄板メニュー【第一博愛】
8月9日のお昼は「鉄板メニュー」で、いつものように食堂へ鉄板を持って来て焼いてくれる予定でしたが、諸事情により、厨房で焼いた
お好み焼きの提供となりました。

コロナ禍で外出や外食ができず、我慢されている利用者さんにとっては、とても有難いことです。
このような企画を考えてくれる栄養士さん、美味しく作ってくれる調理員さんに心から感謝です

みんな良い笑顔で、夢中で食べていました。

いつもは食がすすまないNさんも、自分から食べています。

また、お願いします!楽しみにしていますね!
2022年9月21日
障害者支援施設 第一博愛
クイズ王・Mさんの自分計画【第一博愛】
ていねいに、お手紙でありがとうございます。
ストレスが溜まって爆発しかけていた時
「コロナが終わったら、一番やりたいことから順番に、それを楽しんでいる自分を頭に思い浮かべながら書いてみては…」というような話をしたことを覚えてくれていたんやなぁ😁


新たな行動制限を行わず、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図る国と同じ方針へ、大きく舵を切れない入所施設ゆえの事情で辛い思いをさせているご利用者やご家族には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
障がい者特有のスキル的なハンデを含めた特殊な環境下であっても、私たちなりのwith コロナのあり方について、Mさんの字から伝わってくるぐらいの強い気持ちで、引き続き検討しなければならないと痛感させられました。
そして、
Mさん御用達のROUND1梅田店でのクイズゲームで直接対決!?
いや失礼、クイズ王への挑戦を夢見て、クイズ番組で知識習得に励んでおきます‼
2022年8月28日
障害者支援施設 第一博愛
矢切の渡し(^^♪【第一博愛】
引っ越しをして、大きな橋が数か所あるちょっとした島
!? に近い状態の場所に住んでいます。
私の移動手段は、電動自転車で、自宅から職場まで千本松大橋(別名めがね橋)を渡って通勤しています。

電動自転車で渡れば、5分前後で渡れます。
トラックの交通量が多い橋の為、排気ガスはすごいですが、電動自転車ならば快適に渡れます。

渡し船は、交通手段が自転車や徒歩の人にとっては重要です。
運航は、15分に1本で、料金は「タダ!」です。
朝の通勤・通学の時間帯は混みますが、それ以外の時間帯は、4~5人乗っているかなぁって感じです。

1分も乗っていない距離なので、景色をみる 風を感じるって雰囲気ではないですが、自転車でそのまま乗船できるので便利です。
ぜひ暇な時にでも1度体験してみて下さい😀
2022年7月23日
障害者支援施設 第一博愛
消毒液の用途(役割)は、コロナ対策だけではない⁉【第一博愛】
7月7日 18:15
夕食後の歯磨きを終えた利用者Dさんに、H支援員が多目的室へ行くよう促すと突然興奮し、そばに置いてあった歯ブラシが載っている台車を押し倒す。その後、一度多目的室を出るが再入室するのに拘り、頭をフロアに打ちつける。再入室してもらうと、手指用消毒液の容器を手に取り落ち着く。
上記の内容が、翌日の引継ぎで報告されたまでは、いつも通りだったのですが
夜勤明けのN支援員から「Dさんがまた不安定になった時のため、昨日から拘っている(可能性のある)消毒液の空容器を準備しています。すぐ本人に渡せるよう、今日の日勤帯の職員にもその旨を伝え、預けています」との付け加えがありました。

「必要ないから、危険だから」等の様々な理由で「渡さない、取り上げる」ことを前提とした支援が中心となっている過去のロールモデルがあまり役に立たなくなっているケースが多く見られる中、旧態依然とした対応しか行えない支援員に頭を悩ます現場リーダーの声が各施設・事業所から聞こえてきます。(過去が全て悪いのではなく、もちろん見習うべき大切にしなければならないこともたくさんあります)
福祉論的にも心理学的にも実証・推奨されている支援のあり方を学び理解しているとするならば、支援者として今の自分に問いかけてみては…
① 机上の論理だけにとどまらず、利用者さんに支援の現場で実践しているか?
② 利用者さんにとって有効な支援であることを、自らの実践例とともに説明することができるか?
③ そのことについて話したり、会議等で伝えることで、スタッフ間に拡げようとする努力をしているか?

福祉の世界においても
国の制度が妨げになる場合もあれば、人の固定概念が妨げになることもある。
過去に機能した思考様式が、現在や未来も機能するとは限らない。
「最も大きく変わることが求められているのは、支援者である支援員一人ひとりだ。何歳だろうと、いますぐ新しい行動に踏み出し、新しい支援方法への適応を始める必要がある」との文章に触れ、反省と共感が交錯する。
話は戻って、N支援員&スタッフへ
利用者Dさんや自分の勤務終了後も働いている(支援する)スタッフのことを考えた工夫や準備をありがとう&Good Job!
担当やグループではなくても、当事者意識を持てば、今回のように何かできることがあるはず。
これからも、チームコンセプト「できない理由より、できる工夫を!」を実践するマインドを持ち続けよう。
2022年7月5日
障害者支援施設 第一博愛
送別会【第一博愛】
この度、第一博愛を31年間利用されていたYさんが、6月1日付で同じビアンエトール恭愛内の特別養護老人ホーム山愛へ入所されるにあたり、5月31日に送別会を開きました。

長い年月を第一博愛で過ごされてきたことで、共に日々を過ごせることが当たり前のように思っていましたが、そうではないことに気付かされました。
そして、当施設を利用されている皆様や我々スタッフは、胸を締め付けるような寂しさを感じています。
共に暮らしてきた利用者の皆様とスタッフが別れの言葉を贈りました!

新しい生活を楽しく過ごして欲しいと笑顔で願う、応援のことば

これからも友情を約束する、固い握手

今まで、共に過ごしてきたことへの優しい感謝のことば
心ないことをしてしまった過去を思い出したのか、涙を流しながらの謝罪のことば
などなど、Yさんへの感動の言葉がいっぱいでした。

最後は、施設を代表して特に仲が良かった利用者様から、とても嬉しそうに
プレゼントを受け取っていたことが印象に残っています。

最後に
Yさんがこれから送る新しい生活で出会う人たちから受ける様々な経験が、人生をさらに豊かにしてくれることやYさんの特技である元気な挨拶が、多くの人たちに愛されるように、第一博愛の利用者・スタッフ一同、願っております。

2022年6月23日
障害者支援施設 第一博愛
もう施設には帰らない【第一博愛】
6月○日 無断で施設を飛び出し、翌朝、母親の住んでいる自宅へ帰ったところを無事保護された利用者Tさん。
無外させてしまったことは猛省し、二度と起こらないようにしなければなりませんが、Tさんの行動が私たちや社会に突きつけているものとは?

様々な思いから手に取ってみた本は、発刊から約20年もの歳月が経っていた。
福祉先進国に遅れながらも、施設入所者の地域移行を図るため、グループホーム設立が盛んに叫ばれ始めた時期と重なる。
業界では当時、ノーマライゼーション実現の阻害要因であるとする考えから「知的障害者更生施設(現在の障がい者支援施設)解体論」が吹き荒れていた。
当施設で働いていた私としては「入所施設=必要悪」と捉えられたことに対し、かなりの嫌悪感や反発を抱いたのを覚えている。(法整備も不十分で、環境も整っていない中での極端な舵切りはさておき、もちろん共感できる部分も多くあった)
机上の論理はともかく、親兄弟や本人のより近くでサポートされている人たちの声(ニーズ)と「入所施設不要論」との大きな乖離を肌で感じていたことも、違和感を覚えた原因の一つだろう。
いずれにせよ、施設入所に至るまで本人の意思が置き去りにされていることは事実で、もちろん本人を取り巻く環境によっては今でも多く見られ、そのことをセンチメンタリズムだけで「絶対すべきではない」と声高に言うつもりはないが…
通所施設在職時に、一度読み返したことはあるが、あの頃とは違う現在の自分に、何を問いかけてくるのだろう?
Tさんの気持ちに少しでも寄り添いながら、もう一度読んでみようと思う。
様々な理由で家族と一緒に暮らすことが叶わず、自分が望んで入ったわけではないであろう当施設で過ごされている方々(Tさんは30年以上)に対し、私たち(入所施設)のやるべきこと・進むべき道は、Tさんの取った行動や利用者さんたちの声にならない言葉や表情の中にきっとある。