母の介護から感じたこと(ケアマネ・相談員室)【山愛】

 

私の母は要介護状態で、自宅で生活をしています。

日中はヘルパーさん、夜は息子の私がみています。

 

常時誰かが付き添わないと日常生活が送れない状況です。

トイレ介助するのも廊下やトイレの入口は狭く、ある程度の広さがあれば問題ない通常の介助でも、狭い事で車椅子が通りにくい、トイレの便座に座る時など、本人も介助者も四苦八苦しています。

 

【↑実家の廊下です】

画像のみでは分かりにくいですが、結構せまく、介助式車椅子で幅いっぱいです。

 

 

【↑トイレ入口です】

一般家庭で結構古いマンションなので狭く、廊下の幅もない為トイレより少し離れた場所から、手引き介助でお互いふらつきながら毎日のトイレに連れて行きます。

 

トイレのたび

 

母「あかん、こける!」

私「今、手離したらあかんで!」

母「もう無理、手は離すわ!」

私「やめて~一緒にこけるわ~!」

 

など大騒ぎの毎日です💦

 

母は週に1度デイサービスに行き、お友達とお話した事をいろいろ話してくれます。

とても楽しいと毎回話しています。

 

ここまでの内容を見返していると、ふと高齢者施設はある意味、自宅での不便な所や一人暮らしの不安感など、少しは解消できるのではないか?と思いました。

私どもは理由あって施設入所は選択しませんでしたが、施設での生活も在宅にはない利点が色々あるなぁと思います。

 

もちろん皆自宅での生活を一番望んでおられると思いますが、一人暮らしであるとか、親族に介助される事に抵抗がある方には、選択肢の一つとしてとても良いのでは?と思っています。

 

そして我々もそういう方に選んでいただける施設になれるように頑張らないと、と日々思っています。