実りの秋、収穫の秋【第一博愛】

最近、園芸担当の支援員が1名増えたこともあり、いつもは夏だけだった園芸を期間延長し、バージョンアップしました。

 

新たにブロッコリー ミニ大根 ミニ人参 そら豆 が加わり、大忙しで水やりをしています。

 

今年は暑い日が多く、汗だくになりながら水を上げているのですが、とにかく天気が良すぎて土がすぐにカラッカラ…

 

葉の多いブロッコリーちゃんは半分もう再起不能状態に…

 

 

こんな異常気象の中でもたくましく生きるミニ大根は、見事収穫することができました。

 

 

生でも食べることができるそうなので、ひとくちパクリ…「かっら~」

私も味見にパクリ…「こりゃだめだw」 次は火を通して味見したいと思います。

 

 

落ちてしまったの木の実を「この中身が美味しいですよ」と見てもらい、触ってもらった反応は?

 

 

「こっわ」「トゲトゲやん」と恐る恐る触るTさん、Oさん。

 

 

食べ物ということで躊躇なく触り「イッター、何やこれ?」と投げてしまったIさん。

 

 

園芸を通じていろんな植物の原型を知れて「これがあの栗なんか!?」と驚くKさん。

 

1個にも十人十色、いろんな反応が見られました。


 

ちづる【第一博愛】

約8年前の写真から記憶をたどるが…

 

 

「記憶より記録」なわけで、写っている情報を確かめてみると

 

社会福祉法人 ノーマライゼーション協会

障害者支援施設 ハニカム  の主催により上映された

ショートフィルム『ちづる』を観に行った時のものだった

 

さらに、ググってみると

 

 

2011年、立教大学現代心理学部映像身体学科の赤﨑正和が卒業制作として監督したドキュメンタリー映画。
自身の卒業制作として企画されたこの映画は、重度の知的障害と自閉症を持った赤﨑の妹・千鶴とその母を1年に渡り撮り続けた、みずみずしくも優しい物語である。
最も身近な存在でありながら正面から向き合えなかった妹にカメラで対話した監督は、映画を撮り終える頃、家族との新しい関係を築きあげている自分に気づく。

 

 

確か「大学卒業後、知的障害者支援施設で働くようになった」と、当時どこかで目にした覚えがある。

 

彼は今でも私たちと同じ世界にいて、妹の新たな特性に気付き、理解しようと悩み続けているのだろうか?

 

いつもそうだが、障がい者支援に関わり続ける中で、感情移入しようとすればするほど「自分自身が彼のような境遇にないこと」をハンデキャップに感じ、体験していない心の弱さを突かれる。


 

東京2020オリンピック【第一博愛】

10代のスケートボーダーたちがくれた感動に続く、オリンピック関連第2弾!

 

「この人なら」と思わせてくれる頭脳明晰・明朗快活な人が、IOC(国際オリンピック委員会)アスリート委員に、日本人として初選出されました。

 

以前にブログで紹介した、フェンシング五輪2大会連続銀メダリストの太田雄貴氏(国際フェンシング連盟副会長)です。

 

 

日本のスポーツ界にとって大きな喜びであり、柔軟な発想と行動力でオリンピック・ムーブメントに貢献してくれること間違いなし‼

 

35歳にして、ヤバい思考力、ユーモア、行動力に学びしかない。

 

https://www.instagram.com/p/CSGLJEspQjc/

 

このインスタ動画を見た時「きっと、こんな人が既成概念をぶち壊し、周囲を巻き込んで何かを変えていくんだろうなぁ」と心底思えた。

 

足元にも及ばないが、少しでも参考にしていけたら…


 

メダルを逃した後に待っていたものは【第一博愛】

スケートボード女子パーク・決勝

 

 

金メダル:四十住さくら(19)

銀メダル:史上最年少出場の開心那 (12)

銅メダル:日本人の母親を持つ英国代表のスカイ・ブラウン(13)

 

そして、全体1位通過の世界ランキング1位 岡本碧優(15)は、最後の逆転を狙った大技が失敗に終わり、悔しい4位入賞

 

しかし、彼女の「キックフリップ・インディー」でのチャレンジを、決勝で戦っているライバルたちがたたえるシーンに、スケボーに全く興味のない私の胸にも、ぐっとこみ上げるものが…

(勝敗を分けるシーンに一喜一憂することは多いが、このシーン私的には、今大会ナンバーワンかも)

 

https://sports.nhk.or.jp/olympic/highlights/content/253315e3-0dc6-4b2e-a400-883cd50d2c1d/

 

スポーツでは、国も人種も順位も関係なく抱き合えるのに…

 

子どもだから、ピュアだからと言うのは簡単だ!

 

けれど、こんな若者たちが、社会を動かす年齢になった時

この日と同じマインドを持ち続けていたら

戦争や核兵器、差別やいじめがなくなる時代が、本当にやって来るような気がした。


 

発信こそ力に【第一博愛】

以前、どこかの新聞に掲載されていた記事を読み返し、紹介(ブログ掲載)しようと思っていた日の昼休み、K施設長からモチベーションアップにつながる嬉しいデータ紹介と話があり、まさにタイムリーな内容だったのでビックリ


 大阪の社会福祉法人が、インスタグラムを広報活動に取り入れたところ、ちょっと「映える」状況が起き始めた。

 今やコミュニケーションツールの主流となったインスタグラム。

 人材不足に悩む福祉業界で救世主になる可能性を秘めている。

 

 成果を挙げているのは、大阪府門真市に本部を置く社会福祉法人「晋栄福祉会」

 大阪、兵庫、奈良で介護施設17カ所、保育施設24カ所を運営している。

 

 福祉業界の人材不足は深刻だ。

 2018年11月の職業安定業務統計によると、有効求人倍率は介護サービス人材で4.3倍、保育士で3.2倍以上と高く、人材獲得競争は年々激しさを増している。

 晋栄福祉会は、昨年から各施設のホームページの刷新に取り組んだ。

 表示をスマホ対応にし、ツイッターやインスタグラムなどのSNSを導入。

 就職フェアなどで興味を持ってくれた学生が、施設訪問をしなくても、動画などで手軽に職場の雰囲気を知る機会を増やすことを狙った。

 

 

<8割がインスタチェック>

 成果は、各施設で現れた。

 2019年7月1日にオープンした特別養護老人ホーム「神戸垂水ちどり」(神戸市)は、1年以上前から若手職員がインスタグラムに施設の建設工事の進捗や、共に働くことになる仲間のプロフィールを紹介した。

 周辺の観光・グルメスポットなどの写真も含めて300件以上を投稿。

 その結果、介護福祉士などのオープニングスタッフ50人が短期間で集まった。

 新規採用者の約8割がインスタグラムをチェックし、3割がウェブサイト経由でエントリーしたという。

 

<フォロワー1,800人超>

 インスタグラムのフォロワー数を1年間で2,000人近くに伸ばしたのは、幼保連携型認定こども園「東野田ちどり保育園」(大阪市)

 江川永里子園長は昨年8月から1日も休まず投稿を続け、当初20人だったフォロワー数は1,800人超になった。

 投稿するのは、主に行事や園児の日常生活。

 保護者にとって、仕事の合間に子どもの写真を見られるインスタグラムは、貴重な「安心のお守り」だ。

 アクセス数が多いのは、運動会の準備や遠足の下見、職員研修会、忘年会、結婚式…など。意外にも、保育士らの仕事のバックヤードだった。

 普段は見られない保育士の素顔を知ることで、親近感や信頼感が生まれている。

 

 ▷K施設長、インスタも検討しないとね!

 

<発信こそ力に>

 広報担当の岩佐俊英さんは「一緒に働く職員の雰囲気を写真や動画を通じて知ったことが、入職するかどうかの判断材料の一つになったのではないか」と話す。

 

 ▷ビアンエトール恭愛にも、この現象が顕著に出てきている‼

 

 江川園長は「就活生や保護者だけでなく、他府県の保育関係者からも反響があった。多くの人とつながれるSNSの力を実感している」と評価している。

 若い職員らは楽しんでインスタ投稿に協力している。

 スマホ世代の彼らにとって、写真や動画は「撮る」のも「撮られる」のもハードルが低い。

 SNSでの発信は「負担」ではなく「楽しみ」であり、多くのお金を掛けた宣伝より、はるかにリアルを生み出せるツールだ。

 投稿数が多ければ多いほど、そこから得られる情報は説得力を増し、働く世代に影響を広げる…それが新時代の福祉を開く力になるのかもしれない。

(原文ママ・一部引用)


令和の時代においても「施設にいつまでも残って語り合い、続きは店で…」といった自分が経験してきたスタイルの方が、心に響くのでは? と正直思うこともあるけれど、

働き方改革で時間外を仕事ばかりに費やすこと自体ナンセンスな現代社会において、直接対話で熱く語り合うスタイルを若い世代は敬遠しがちという圧倒的傾向も認識しているつもり。

 

なのでSNSの力を信じ、ブログでの発信も多くなっているのですが、はてさて、どれだけの自施設のスタッフに届いているのやら!?


 

私たちが育てました&食べました【第一博愛】

 

今年は、トマトを4種類(ルビーノ・アイコ・黄色いトマト・ぷるるん)植えました。 

 

 

苗から育てたトマト  は、すくすくと育ち、あっと言う間に女性利用者さん全員(トマト嫌いの人以外)のお腹の中に入りました。

 



 

Kさん「酸っぱい、けどまた食べたい

Oさん「まだある? もっと食べたい 甘くておいしい

 

 

現地生産、現地消費。私たちが育て、私たちが食べました。 

 

 まだまだ沢山、緑の実がなっているので、毎日水やりをしながら早く食べるのを楽しみにしている利用者さんたちです。


 

「小さい少年は大志をいだく」を読んで【第一博愛】

ぜひ、紹介したい小学2年生が書いた作文です。

 

全国小・中学生 第7回障がい福祉ふれあい作文コンクール

文部科学大臣賞【小学生の部】

「小さい少年は大志をいだく」

群馬県・館林市立第二小学校 2年 石山 貴紳

 

 ぼくは、なんこつむけいせいしょうと言うびょう気をもって生まれました。ほねがのびにくいびょう気です。なので、体がとても小さいです。しんちょうは今九十六センチです。

 ふだんの生かつでは、水どうや電気のスイッチ、トイレのカギやべんざなどにとどかないことがあります。でも、学校や家では、ふみ台をおいてもらったり、色いろとくふうして、ふつうにたのしくすごしています。そして、なによりも学校の先生やお友だちが、きょう力してたすけてくれるので、ふじゆうなことは、なにもありません。

 ところが、一歩外に出ると、まだまだふじゆうなことがたくさんあります。 おうだんほどうのおしボタンには、手がとどかないので、わたることができません。歩どうきょうの手すりにもとどかないので、ちょっとこわいです。じどうはんばいきで、のみたいジュースを買うことも、コンビニで食べたいおにぎりをとることもできません。

 多きのうトイレでも、ふみ台はないし、えきのじどうかいさつで、パスモをタッチすることも見えないのでむずかしいです。

 それでも、少しづつ大きくなり、できることがふえてきました。今まで、とどかなかったところに、とどくようになった時は、とてもうれしいです。時どき、知らない人が、たすけてくれることもあります。そういう時は、もっとうれしいです。

 二万人に一人と言われるこのなんびょうをもつ人は、せかい中にたくさんいます。

 もし、どこかでぼくのように、せが小さくて、こまっている人を見かけたら、たすけてほしいと思います。できることでいいのです。ボタンをおしてくれるだけでも、おにぎりをとってくれるだけでもいいのです。

 ぼくも、いつもお母さんに「こまっている人がいたら、助けてあげてね。」と、言われています。ぼくにもできることがあって、たすけてあげられたときは、とてもうれしい気もちになります。

 本とうは、どんなびょう気や、ハンデをもった人も、一人でふじゆうなく出かけられる社会なら一ばんよいのですが、まだそういうことを知らない人がたくさんいるのだと思います。だからぼくは、びょう気のことをたくさんの人に知ってもらって、ふじゆうなく、あんしんして出かけられるよの中に、なったらいいなぁと思っています。

 ぼくは、大人になったら、エレベーターをかいはつするエンジニアになりたいです。

 なぜかというと、高いかいのボタンにも手がとどくように、よこならびのボタンのついたエレベーターをかいはつして、日本中にせっちしたいからです。

 体は小さくても、心とゆめは、大きくもっていたいです。 (原文ママ)

 

 

そういえば、彼と同じ年の頃から、それこそ二十歳を過ぎるまで、周囲のすごい選手を見ては「もっと、背が高かったらなぁ…」と何度も思い、プレーのスキルをサイズのせいにしている、小さくて弱い自分がいつもどこかにいた。

 

読み終えた後、彼のメンタルの強さや人としてのスケールの大きさに驚くとともに、

「具体的なビジョンを持って、がんばらないと

「大きな夢や希望を失ってはいけないよ

自分も含めた施設スタッフに対し、そんなことを言われているような気がした。

 

ありがとう、石山くん。

 

また明日から、がんばるわ!

 

 

作文コンクール|日本知的障害者福祉協会 (aigo.or.jp)HPから、他の作文も見ることができます。


 

花見【第一博愛】

今回のブログは、第一博愛で4月2日より行われた、お花見の様子ですが…

 

まずは、新型コロナ関係でフロア閉鎖となった期間と重なったため、かなり遅くからの再開となり、最後の方は、桜も散ってしまった中でのお花見となったことを、時季外れのブログ紹介と合わせて、お詫びいたします。

 

 

今年は、新型コロナ関係でフロア閉鎖中は、屋上での実施となったため、利用者の方全員が桜の下で出来なくて、残念な思いをさせてしまいました。

 

 

各担当支援員が事前にコンビニやスーパーなどで、利用者の方の好きなお菓子を購入し、準備もバッチリです!

 

 

出発前には好きな飲料を購入してもらい、施設内のグラウンドや屋上で、お花見を楽しまれていました。

 

 

満開の桜の下で楽しまれた方だけでなく、屋上から桜を見ながら飲食をしたりと、普段とは違うお花見が出来たのかなと思います。

 

来年のお花見は、より楽しんで頂ける機会になるよう、行事担当者を筆頭にスタッフ全員で協力していければと思っています。


 

Revolution&『えんとつ町のプペル』【第一博愛】

シネコンが営業していた頃なのでけっこう前ですが、映画は本に影響されて観た気が…

 

 

賛否両論、アンチも多いタイプだけれど、わかりやすい説明力に惹かれるのと言葉やロジックが結構、突き刺さる。

 

・意思決定の舵は「脳」ではなく「環境」が握っている。

・行動することに、勇気は必要ない。一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。

・今、あなたが行動できていない理由は、あなたが情報収集をサボっているせいだ。

 

 

ピュアな方には、おすすめ

 

「野球界に革命を起こしてみないか」

今は亡きノムさんこと野村監督(当時、南海ホークス)のこの言葉で、先発完投に固執していた元阪神タイガースのエース江夏豊がリリーフへの転向を決意し、日本のプロ野球に「先発・中継ぎ・抑え」という分業制を定着させるきっかけとなる。のちに広島カープへ移籍後、日本シリーズ・対近鉄第7戦におけるあの「江夏の21球」が生まれる。

※昭和の野球好きオッサン向け情報のため、意味不明または興味のない方は、飛ばして下さい。

 

様々なスタッフとのかかわりの中で、笑顔になってもらえた場面が、100人近くおられる利用者さんひとり一日3回あれば一月で約1万回!

でも、たった1回のケガを伴う事故で、現場のスタッフは悩み、改善策の創意工夫に限界を感じる時は、グループやチームとして途方に暮れる。

もちろん、あきらめて現状維持というわけにはいかないことも、スタッフは分かっている。

1万回の場面は、いちいちアナウンスされないが、1回の大きな事故や問題は、様々な形でクローズアップされ影を落とす。

 

必要な支援を行う場面だけでなく、利用者さんと関わりにいく(人と接する)。同じポジションから動かないのではなく、いつも利用者間をウロウロしながら様子観察をしたり、時にはそばに行って関心を寄せる。そのような姿勢があまり身に付いていない支援員が、今までの見守りの意識や概念を変えるだけで(これだけでも、小さな意識革命と言えるのでは?)、利用者さんに対する ①衛生面や健康面を含む様々な気付き ②ひとりで困っている場面に遭遇しサポート ③利用者さん同士のトラブル仲裁 などに直面する機会が圧倒的に増えるため、たまたまリスク回避や事故防止ができたケースも、結果として多くなるはず」といった話を、K事務長とこれまで何度も、そしてこの前も熱く語り合いながら、その大切さを伝えてくれるリーダー的人材の育成に頭を悩ませている。 

レボリューションどころかイノベーションさえも起こせず、もがいているのかもしれない。

ただ、負け惜しみではなく、すべて自分たちの時に劇的に変われるとは思っていない。

近い将来、結果が出ることを信じて取り組んでいる愚直なアプローチには、理解し共感し発信および行動してくれているスタッフとともに胸を張りたい。

未来の変革につながると信じて行っているから

 

 

#革命のファンファーレは鳴ったばかりだ!

#Rome was not built in a day.

#キングコング


 

今年のENGEI《園芸!!!》グランドスラム【第一博愛】

フジTVが誇る、名だたる人気芸人たちに「今1番出たい番組」と言わしめる日本一豪華なネタ番組… ではなく

 


今年も引き続きグラウンドで行っている、園芸活動の様子です。
ひまわり、風船カズラ、朝顔、千成ひょうたん、トマト4種類

 


去年はコロナの影響で、ベランダからグラウンドへ活動場所を移し、今までの3倍の量でしたが、今年はその倍!!
私事ですが土と石の買い出しで腰がいかれるかと思いましたw 

 


利用者さんも今までの6倍水やりをしてくださるので朝から良い運動に

 


もう芽がチラホラ出てきているので、利用者さんも大喜びで参加して下さり、トマトが食べられる日が来るのをワクワクしながら大切に育ててくれています。

 


第二博愛から頂いた玄関の紫陽花も、去年同様、元気に育ってくれています。

 

外出等出来ない分、利用者さんに少しでも楽しんでもらえることを考えながら、コロナ終息の日が早く訪れるよう願いつつ、施設内でも退屈しないような活動を考え、取り組んでいきたいと思っています。

 

コロナに負けるな!!