津軽海峡冬景色(2階北)【山愛】
今年3月、娘は高校を卒業し4月から社会人になりました。娘は就職する前に「津軽海峡冬景色」を実際に見に行きたいと言いました。
私も興味があったので、2月下旬にリフレッシュ休暇を取り、二人で青森に行くことにしました。
行きは大阪―東京―青森へ2日かけて夜行バスに乗りました。東京では月島で本場のもんじゃ焼きを食べました。
青森に到着すると、期待どおりたくさん雪が積もっていました。
1日目は「ランプの宿 青荷温泉」に泊まりました。
雪深い山奥にあり、携帯電話が圏外でした。その宿では電気が一切使えず、暖房はストーブ、照明はランプのみで、普段の生活とはかけ離れた、とても趣のある宿でした。
次の日、昔から1度は見てみたいと思っていた、樹氷を見に八甲田山に行きました。ロープウエイで山頂まで登ると一面が雪と樹氷で幻想的な景観が初めて観る世界で感動しました。
その日は青森駅付近のホテルで泊まり、次の日は早朝から出発し「津軽海峡冬景色」の歌詞にもある竜飛岬へ向かいました。津軽半島の最北端にあり、岬の先には灯台が立ち、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」が流れる歌謡碑があります。
しかし残念ながら・・・
青森のどこに行っても雪景色だったのですが・・・その日は良いお天気で、竜飛岬だけは全く雪がありませんでした。
その代わりに津軽海峡の向こうに北海道の山並みがとても美しく、すばらしい景色を見れて良かったです。
帰りに岬にあるホテルで、津軽海峡を眺めながら温泉に入りました。
その夜、夜行バスに乗り東京へ、東京からは青春18きっぷで大阪へ帰ってきました。電車から富士山を見るのが楽しみでしたが、雲に隠れて見ることができませんでした。
今回、予算があまり無く、バスと在来線で移動する旅になりました。青森は雪の時期は電車が止まりバスでの移動も多く、時間がかかり体にも負担がありましたが・・・娘とたくさんの思い出を作ることができ、とても楽しい旅でした。