職員食堂研修献立③【栄養士・厨房】

こんにちは、栄養士です!

前回に続き今回でラストとなります『研修献立』第三弾の6回分をご紹介したいと思います。

 

厨房職員Kさん12/15提供 ⑬『スペアリブ』

 

骨付きで出したいと思っていましたが、結果として骨を取り除く事になったので、バラ肉の骨無しでも良かったと思いました。利用者様向けでの献立を考えていたので、骨なしなら調理もカットもしやすいので、通常献立に取り入れられたらなぁと思います。

 

 

厨房職員Iさん 12/21提供 ⑭『ドライカレーとイタリアンサラダ』

 

ドライカレーは市販のルゥを使わず、たくさんの香辛料と小麦粉で作りました。美味しく仕上げられて好評でしたが、たくさんの香辛料を使用した事もあり、同じ味をもう一度作るのは難しいなと思いました。また生野菜を提供する日が少ないので、ドライカレーにも合うイタリアンサラダを作りました。ドレッシングも手作りし、特に女性の職員に喜ばれていて良かったです☺

 

栄養士Kさん 1/19提供 ⑮『ラザニア』

 

普段提供していない冬のごちそうメニューが提供できればと思い、この献立にしました。チーズを使っている為時間差で焼いたことで、出来立ての状態で提供することができ、熱々でチーズがとけて美味しかったとの声をいただきました。洋食献立の為、主食はトースト(食パン)にし、通常メニューにはないものだったので喜んでいただけて良かったです。

アンケートには通常献立にしてほしい、利用者さんにも提供してほしいとの声もあり、具材自体は大量調理でも問題なく調理できますが、グラタンカップでの個別盛りでの調理、提供の方がスムーズかと思いました。

 

 

厨房職員Mさん 1/23提供 ⑯『二色漬け丼とあさりのみそ汁』

 

自分としては美味しくできてボリュームもあり、満足してもらえたと思います。魚に味がなじみやすいように細かく切ったのが良かったと思います。しじみは二枚貝という事もあり普段は提供していませんが、丼に合う汁物を提供したかったので、保健所の指示をいただき加熱をしっかり行い提供する事が出来ました。

 

 

厨房職員Tさん 2/7提供 ⑰『肉ごぼううどん』

 

 

私が福岡出身なので、福岡のソウルフードとも呼べる肉ごぼう天うどんを作りました。

コシがなく、麺の評判がよくなかったので、せっかくだから麺にも拘れば良かったかと思いました。麺以外については概ね好評だったので作った甲斐がありました。通常献立に取り入れるとしても、さほど忙しくもないので充分こなせると思います。

 

 

 

厨房職員Kさん 2/16提供 ⑱『フレンチトースト』

 

 

うまく作れたと思います。カフェで食べたフランスパンのフレンチトーストが美味しかったので、フランスパンで作ってみようと思いました。それとイチゴが好きなので、色合いも良くなるようにイチゴとクリームを添えました。前日に浸けこみしてあれば、当日は焼いて盛り付けるだけなので、さほど忙しくもなく通常献立に取り入れやすいかと思います。

 

ラストとなりました第3弾として⑬~⑱をご紹介させていただきました。

今回提供いたしました全18回の研修献立を最後まで見ていただき有難うございました(*^_^*)

 

総評

第二回となる今回の研修献立を通して、いつものサイクル献立とは違う研修献立をとても楽しみにしてくれていると実感しました。研修献立では毎回アンケートを実施しているので、食された方の感想を知る事が出来ます。嗜好の傾向や好みの違いはそれぞれあると思いますが、ほとんどが「美味しかった」「通常献立に取り入れて欲しい」「また食べたい」といった嬉しい感想を頂く事ができました。現在職員食堂のお食事は他施設との共通献立を取り入れている為、①大量調理でも作業的に可能・提供時間に間に合うこと②それぞれに適したお食事であること を優先しての提供となっています。研修献立では他施設と合同とはせず職員食堂単独で提供しているので、提供数も半分ほどとなり、それぞれこだわって調理する事ができました。実際に当日の研修献立を社員食堂で食べてみて、見た目・量・味にこだわっているものばかりで私自身毎回楽しみでした。

また第一回の研修献立の中で可能な献立については、後日他施設でもサイクル献立に取り入れており、今回は最初からサイクル献立でも可能な研修献立を考えてくれている厨房職員も多く、意識の高い研修になったのではないかと思います。